ニート脱出。最後のバカンス満喫

Le Ruban Bleu で採用決定した。




2つのポストで働いて欲しいとのこと。

・Chef de Rang de Restaurant

・Chef de Rang de Lounge



Chef de Rangとは簡単に言えばレストランのテーブル担当。

ただ日本のレストランと違う点は、担当テーブル(ゾーンで分けられる)を持ったら、着席から見送りまでの一連を全て面倒見ること。

言わばお会計も全てするので金銭管理の責任も付いてくる。

 


大体このレストランで任されそうなのは2名掛け1テーブルカウントで、12~15テーブルになる予定。

Café Louiseの時は20テーブル程度だった。



(アシスタントが付く場合もあるが、)

きちんと回そうと思ったらなかなかハードワークである。



が、良いサービスができるとチップを頂けるのでやりがいのある仕事で僕は好きだ。

※日本もこのシステム・文化になってくれれば飲食業もまた変わるのだろうなと思っている。





そしてLoungeはお酒の提供が90%なので、

スピード重視。

※トレンチに結構な数のドリンクを乗せてビーチを歩くので、こちらも結構ハードワーク。



この2つのポストで取りたいと言ってくれて、

どちらも関わりながら働いていくつもりである。




どうやらスタッフの中で日本人は初めてのようだ。

日本ファンが2人いて、”6年間ここで待っていた”と大歓迎してくれている。

とても嬉しいことだ。




とりあえずこの夏場は17h - Lastのシフトで週6がっつり働き、昼間の時間を使いFoodTruck開業への準備を進めていく。






仕事が始まる前の最後にと、用事もあったのでマルセイユに行って来た。

自転車旅の時に行けなかったCalanquesに行けたのでちょこっと紹介。



パリ在住のまりさんと先日結婚式を挙げたゆりと3人でカランクへ。


まりさんは、生まれも育ちもアメリカで日本で大学・社会人を経験し現在フランスで生活。将来学者を目指す為、再度アメリカの研究所に渡米予定。


僕の友人の中で唯一の”超ハイスペックアカデミック人間”。



何がすごいかと言えば、アメリカ人の感性を持ちかつ日本人としてのテイストが入り、かつヨーロッパの教養もある。しかもアカデミックに3か国の要素を吸収している人なので、考え方や感性が僕にとっては全て新鮮なのだ。


これからアメリカの某有名大学で研究をし将来有名になるであろう人。

と僕は思っている。


 


ゆりは先日結婚式を挙げた親友。

一緒にフランス生活を共にした仲なので感覚的に分かり合える人間。

特にフランスとファッションという2つの好きなことを生かし仕事をしているので彼女から受ける刺激も多い。



興味のある方は彼女がやっているBlanche market 見てみて


https://instagram.com/blanche_market?igshid=1s87bfbgwkbkz


そんな2人と適当にカランクへ。

どうせなら一番綺麗そうな所へ行こうと、一番便利の悪いLa Calanque d'En Vauを目指すことにした。


それだけ決め、あとは細かいことは考えないフランス流が通じるので楽。





Cassis側にあるCalanque d'En Vau。

電車でCassis駅へ。Uberを使いLa calanque de Port Miou近くの駐車場まで行った。



そこからは徒歩。





少し歩けば



どこでもいいから早く飛び込みたい。


そう思うばかりの綺麗なコバルトブルーの海。





ただ、闘いはこれからだった






15分ほど歩けば地上に土がなくなった。





そう岩。



岩壁をよじ登る道に変化した。

これも結構危ない傾斜の崖。




スニーカーも粉砕。





当初1時間くらいの道だと下調べでわかっていたが、実質1時間半くらいかけて到着。







至福の時間をそれぞれ何も考えず過ごした。


ポカーンと海に浮いてみたり、

海底まで潜り太陽が降り注ぐ光をひたすら眺めたり、

ビーチで本を読んでみたり、

昼寝してみたり

etc





最高の時間よありがとうCalanque




そう言いつつCalanqueを後にし再びCassis駅を目指す。

行きとは違う楽そうな(傾斜のきつくなさそうな)道を辿って行くことに。




これが正解だったのか間違いだったのか。。





確かに行きの超急なロッククライミングはなかった。



しかし僕らがさまよった時間なんと2時間半。

いくら傾斜はゆるかったと言え、歩いた距離半端ない。

※特に僕は大きな荷物を持ちながら



持参した2ℓの水はなくなり、先の見えない途方に暮れる感はあの自転車旅の光景のまさにフラッシュバックであった。






そんな苦労を経て見る景色はやっぱり綺麗。



この感動は経験と体験を積み重ねるごとに心に沁みて行く気がする。





こうしてマルセイユでのバカンスを終えアンティーブに戻ってきた。

Vanにも自転車旅以来会う事もできたし、心機一転仕事モード。




働くでー

A la française

à la française(アラフランセーズ) フランス流に生きる25歳の冒険

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