13日目 “Couchsurfingに感謝”

気持ちよく目覚め、LénaicのCitéガイドへ。


さすがのプロ。


Citéに向かう道中で予習させてくれる。

簡単に時代ごとの流れと、なぜこの城壁ができることになったのかまで。

街を見下ろす風景

散歩するように案内してもらい、

石の形や質そして積まれ方から時代背景を分析。

このCité全体が、いつ誰にどのように破壊され復旧し、今に至るのかを教えてくれた。




Château内に入り、

彫刻の細かい技術や描かれている表情、色などから伝わるメッセージ、時代背景を読み取る。

考古学者。かと突っ込みたくなる程の知識豊富な説明を受け進む。




途中でビデオ展示スペースを通ったが、Lénaicが全て詳細に説明してくれたことばかりで、

僕の専属ガイドを誇りに思った。

この空間も建築的視点から当時の様子を想像。


建築、絵画、彫刻、これらの要素を持ち、歴史的建造物を回るとすごい面白い。


最後にChapelleを見学し、Citéガイド終了。

時間が迫っていた為、パパッと回って2時間。

見れていない場所もあるので、一日使って回りたいところではあったが、

(プロガイドLénaicもそう思っているであろう)

奥さんと約束していた美術館へ。




Musée des beaux-artsで開かれている期間限定のサムライ展。


コレクションは全て私物。と聞いていたものだから、

(各世界中の所有者から借りているもの)

規模感も小さく大したことないであろうくらいに予想していたが、


かなりの満足感。


今度は僕がガイドする側になり、日本の戦国時代から江戸時代までの説明を簡単にした。

昔、大河ドラマ等にはまっていた時期があったことから

家紋を知っていたりと少しは役立つ説明ができたかな。




まあガイドは難しい。





それから市場へ買い物に。

野菜果物・魚・肉・ご当地品の全てがLes Hallesに集まっており、

その周辺をバーやレストランに囲まれている。


街の人が、”カルカッソンヌが週で一番賑わうのは土曜日の昼間”と教えてくれた。

それぐらい活気があり、良いタイミングに来れた。





たこ焼きも好評で、短い時間だったがLénaic夫婦と濃い時間が過ごせた。

たこ焼きを焼くLénaic




先程Couchsurfingのレビューが届いた。


“りょうたにはもっと何日か居て欲しかった”


泊めて貰ってくれている立場であるのにこんな言葉をもらえるとは。

非常に嬉しくまたいつか来ると決めた場所。

毎回良い出会いがあるが、すぐに別れが来るのは寂しい。


またこれも旅のいいところかと考えながらもうダッシュで向かった先は”駅”。



14時27分のモンペリエ行きの電車に乗らなくてはならない。

※距離と日程の都合からCarcassonne - Montpellier間は電車移動


久しぶりのモンペリエ


と言っても2月以来。

何度来ても、駅に着いた瞬間落ち着く街。


いつもと違ったのは駅からトラムでなく自転車で家に向かったことくらい。

(昔のホームメイト先であるが、今ではもう第二の家)



急いで明日の為にParis storeへ買出し。

なくなりかけていたソースとかつお節とだしの素を補充。





それからHugoと合流し、友達が企画しているホームパーティへ。



これがまた規格外。



Hugoは大学時代の友達でブラジル人。

そう出ました”ブラジル”


Hugoも初めて行く家で、長らく探しながら友達の家へ。

街はずれなのになんや若者のグループが同じ方向に歩いとる。

と思いながら家の住所の近くに来たらまあすごい。


100人は軽く超えた規模のパーティーで”ホーム”と言うより”庭”パーティー



Hugoにここでたこ焼き売ればよかったのにと言われたがその通り。

この家主、倉庫か何かを改造して作ったスタンド的なところでポテトとかビールを売っていた。

知っていたらそりゃやりたかった。





音楽はサンバや民謡曲。バンド演奏も含めブラジル人が踊る踊る。

腰をくねるくねる。


終始盛り上がり、深夜を超えても100人相当が踊っていた。



A la française

à la française(アラフランセーズ) フランス流に生きる25歳の冒険

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