家族旅行 in 秋月
3年前父親の還暦を祝ったように、1泊2日の小家族旅行に出かけることにした。
向かった先は福岡県朝倉市
秋月という場所に向かった。
場所のチョイスは父親で、車の中で僕は爆睡。
何が待っているのかどこに向かっているのかさえ分からないまま秋月という場所についた。
紅葉が綺麗に色付き、風情溢れる街並み。
よくよく調べてみると“筑前の小京都”と言われている程、
国の重要伝統的建造物群保存地区の歴史ある城下町。
本当に”小京都”を感じた。
秋月城跡や黒門はさすがと言える見ものであるが、
江戸時代の武家屋敷が道端にポツンと現れたりとほんとタイムスリップと言って良い程、現代とは違った時代感を味わえた。
ビデオばっか撮らずもっと写真を撮っとけばよかった。
※動画の勉強をしているので、最近ほぼビデオしか撮っていない。
分かりやすいバカだ。
そんな秋月城下町を食べ歩きしながら散策し、快晴の中とても気持ちの良い散歩であった。
特に桜か紅葉のシーズンに日帰りでプラリと行ったら喜ばれるであろう。
それから車で1時間弱、原鶴温泉ヘ向かう。
平成ビューホテルを選んだ父親のチョイスを褒めたい。
ホテル到着がちょうど夕暮れで、
丘の上にあるホテルからの夕陽が最高に綺麗だった。
久しぶりの温泉に一人テンション上がり、
忘れかけていた日本人の心を取り戻してくれた。
この温泉という文化は実に素晴らしい。
計3回温泉に入り、1年間分の疲れが溜まったきったない身体を清めた。
正直、一昔前ではなかなか想像できなかった。
家族関係も良好でこうやって家族旅行ができること。
いっときはもう一緒に旅行なんて行けないんだろうかと思っていたから。
そんな小旅行を終え、昨日両親に向けて料理を作った。
母親の還暦を祝うプレゼントと両親へこの一年支えてくれた感謝の気持ちを込めて。
(と言っているが金のない僕は、還暦用の良いプレゼントを買えなかったのもある。)
それで僕なりの祝い方でいこうと。
Chablis Premier Cruの白ワインを手製の料理に合わせて振る舞う。
フランスで独学で料理学んでたんですよ。
ジャパニーズシェフにわかにやってましたよ。
それも伝えたくて。
和と洋を混ぜてワインに合わせたいな
と思って考えたメニューがこちら。
・山形だしの鮮魚カルパッチョ
・紫蘇ドレッシングのサラダ
・トマトファルシ
・アクアパッツァ
・きのこと筍の炊き込みご飯
・デザートなし。
前菜にホワイトアスパラのオランデーソースをしたかったのだが、どこのスーパーに行っても日本ではこの時期ホワイトアスパラがないことに気付く。
乏しい僕のレパートリーを探してその代わりにしたのが、トマトファルシ。
前菜ではないと思ったが、もう気にせず押し通した。
デザートは準備不足の為、なし。
よって上記のメニューで突っ走った。
鮮魚はマビキ(シイラ)
結果これが一番評価高かった。
僕個人的にはアクアパッツァ優勝かなと思っていたが、
やはり、トマトファルシは余分でした。
多すぎました。
ここにかける労力をデザートにすればよかったと後悔。
まあ喜んでくれたので良かった。
自分に甘めにみるとそう。
正直な感想は料理ってやっぱ難しい。
でも喜んで食べてくれる姿を見るのは本当に嬉しい。
いつも料理を振る舞うとき、自分はあまり食わなくてもなんか腹一杯になってる。
そのくらい食べてもらう姿を見るだけで満足してしまうんだと思う。
あと、何よりこのワインが美味しすぎた。
この1年で飲んだ白ワインで1番と言える。
めちゃくちゃ美味しかったので満足。
これから福岡にどれくらい滞在するかは不明。
今のうちはビザ次第としか言えない。
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